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キャバリアのはなちゃんとゴーン君  2009.4.14

我が家には、若干6ヶ月違いのキャバリアKCSはな(2005/6/24生)とゴーン(2006/1/4生)がおります。この仔達は、決して仲がいい訳でもなく、お互い相反する火と水の持ち主。ちなみにそのリーダーである私、動物と接した経験がなくこの仔達と時間の共有する方法もわからないまま、毎日、散歩してご飯をあげて、またご飯をあげるといった具合のかかわり合いでした。この仔らの不安な気持ちが徐々に高まったのも当然のことかもしれません。頼りないリーダーの下でこの仔ら自身がしっかりしなくっちゃいけないと思ったのでしょう。どこに行っても、ワンワン吠えまくるようになってしまい、WISHさんに駆け込むことになりました。今、思うとこの仔らは、私の想像以上に不安でそれぞれの言い分があったのでしょう。駄目なリーダーの代わりに坂倉先生にこの仔らの気持ちを聞いてもらい、それぞれにバッチフラワーを処方していただきました。先に効果を感じさせたのは、はなの方でした。あわせて空の下での服従レッスンをしていただきました。この仔らとその日の風を身体に感じながらマテ、オスワリ、フセをすることが、彼らの心の何かを変えさせていったように思います。でも一番変わったのは、リーダーの私でした。(笑) 上手に指示に従えた時のご褒美、褒めてもらった時のこの仔らのうれしそうな顔、しぐさは、私にとってこの仔らを愛しくさせるばかりのものでした。今までこの仔らと一緒に何かをすることをしなかった我が家にとって、自然とこの訓練が遊びになりはなもゴーンもご褒美がほしくて、褒めてもらいたくてがんばってくれたように思います。結果、試験を目指すことになりましたが、この試験は、我が家にとって決して楽なものではなく大きな試練となりました。
 しかし無事、試験を終えた時はじめてこの仔等と一緒に成し遂げた思いで気持ちがいっぱいになり、そして合格がわかった時には、言葉に出来ない程の喜びがあったのを今でもよく覚えております。
 さて、我が家にとってこの試験の合格は、この仔らとうまくかかわっていく為の途中地点であり、その過程こそが、私とこの仔らにとってかけがえのないものになったような気がします。WISHさんのお蔭で、普段の生活の中でこの仔らと笑ったり、怒ったり、ないたりしながら楽しく共存していく方法を教えていただくことになりました。そして、この仔らにあったレッスンからそれぞれの個性を引出してあげれるように今も御世話になっております。

C.Miyazawa